YouTube広告サービス「TrueView」
現在、日本の動画共有サービスの中で最も利用されているのはYouTubeです。
そのYouTubeの広告サービスは、Googleが提供するGoogle Adwordsというインターネット広告サービスを利用したもので、YouTubeではこの広告サービスを「TrueView」と呼んでいます。
この動画広告サービスでは、地域・年齢・興味などを絞って配信できるので、認知度向上やブランディング、新たな層へのアプローチを実現できます。
また、上限予算、広告の掲載先、配信ターゲットなどをピンポイントで設定できるので、無駄なくターゲットに宣伝し費用対効果が期待できます。
CTR
Click Through Rate(CTR)クリック率は、広告がクリックされた頻度を表し、広告が1000回表示された場合、その内100回クリックされた時のクリック率(CTR)は10%となります。
動画広告の効果が高いことについて、アメリカのマーケティング会社「adform」は、通常のバナーよりも動画バナーはこのクリック率(CTR)が高い傾向があることを公表し、
他社のデータでは、静止画よりも動画の方がおよそ2倍のクリック率という結果が出ています。このように動画広告の宣伝効果は高く、今、最も注目されてる広告です。
TrueViewのメリット
YouTube広告サービス「TrueView」では、多くの人に商品を認知させることができ、その商品に特定の興味関心を持つターゲットに効率的にアプローチすることができます。
また、高額なテレビCMの予算ではなく、少額で始められるYouTube広告は、主に中小企業の新規顧客の獲得に繋げられます。
自社サイトに視聴者を誘導することで、購買などの具体的なアクションへ繋げられます。
動画広告の特徴
動画広告の一番の特徴は、ユーザーの印象に残りやすいということです。
電通が行った調査によると、動画広告を見たユーザーは、14.7%が広告を覚えていて、
それはバナー広告の8.9%の1.6倍もの差があります。動画広告は通常のバナー広告に比べ、印象に残りやすい広告サービスです。
さらに、動画を視聴したユーザーは、バナー広告、検索連動型広告に比べ、2.2倍ものユーザーを購入に繋げる働きを発揮しました。
動画広告は、人々の商品の認知だけでなく購入まで繋げられる広告手法であるといえます。
TrueView広告のフォーマット
TrueView広告のフォーマットは大きく分けて2種類あります。
インストリーム広告
インストリーム広告とは、ユーザーが選択した動画を再生させる前に、表示される動画広告です。
動画広告が 5秒間表示された後、ユーザーは、スキップして選択した動画を視聴するか、広告の続きを視聴するかを選択できます。
- 認知度アップ
- 最低5秒間は広告を表示可能
- 上限予算、配信ターゲットなどを設定できる
- 地域・年齢・興味などを絞って配信
インサーチ広告
動画検索ボックスで検索したワードに合わせて検索結果やおすすめ動画の最上位に表示されます。
- 動画をクリックし、再生した場合のみ料金が発生する。
- 地域・年齢・興味などを絞って配信
- 上限予算、配信ターゲットなどを設定できる
インディスプレイ広告
動画視聴画面やチャンネル上に視聴中の動画のコンテンツと関連性が高い動画広告。
関連動画の欄に表示される動画広告です。
- 視聴中、検索したコンテンツとの関連で配信
- 興味やニーズ合わせて宣伝できる
- 動画をクリックし、再生した場合のみ料金が発生する。